コロナ渦の中で、先月よりNHK学園「三池純正の歴史講座」が再開されました。
先月は、「信長の手紙を読む」とのタイトルで、最近の戦国史の研究成果を学びながら信長の書状を通して、当時の事件や信長の人間性などを考察しました。
昨日は「秀吉の手紙を読む」というタイトルで、秀吉が「五さ」という婦人に宛てた心温まる書状、将軍足利義昭が京都を追放されるにあたって秀吉が撮った措置、徳川家から秀吉に寝返った石川数正への秀吉の書状、さらには金ヶ崎城、鳥取城、上月城攻めを通して当時の城攻めはどうやって行ったか、また、一般民衆はなぜ城に避難していたかなどを考察しました。
最後は、清州会議後に秀吉が織田信孝に送った長文の書状から、秀吉の主張、秀吉の考え方、秀吉の人間性を考察しました。
この後にも賤ケ岳の合戦や小田原合戦についても学ぶ予定でしたが、時間の関係で出来ませんでした。
受講者の皆様の熱心さに導かれて、今日までこうして無事に講座を続けることができました。
本当に感謝しかありません。
また、事務局の皆様も様々なご配慮ありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
来月9月は「徳川家康の手紙」を受講者の皆様と楽しく学んでいきたいと思っております。