白河の要衝関山は城であった。

(関山遠景)
(関山虎口)
(山頂曲輪切岸)
(山頂土塁)
(山頂から白河方面を見る)
(関山堀切)

関山合戦が行われたという関山は白河に立ちはだかる山で防衛上押さえておこなければならない山である。
関山とはまさしく、関の役目をした山ということなのであろう。
この山に登ると、城は城郭化しているが、複雑な縄張りは施されてはいない。
ここから、上杉氏が手を入れて改修したというより、もともとあった小さな城に地元の領民が立てこもり、敵を防いだことが考えられる。
まさに、境目の戦というのは、領民がどちらにつくかが重要で、そこから戦局は大きく変わることを示している。
伊王野氏と上杉方の領民たちが戦ったという関山合戦については次回で述べてみたい。

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