大分大友氏の館の発掘保存はすごい

私が三年前に訪れたときは、まだ、庭園が発掘中で、館跡の発掘は概ね終わっていたようです。
(大友館発掘現場)
驚いたのは、この館跡の場所は大分市の一等地にあるということです。
また、館跡にはマンションなどもあったようで、それを移すとなると大きな困難があったことでしょう。
通常はこのような場所は地価が高く、とても館跡の土地全部を買い上げるのは難しいと思うのですが、さすが大分県です。
ここに、大友宗麟もいた大友家代々の館跡が全貌を現すことになりました。
驚いたのは、この館跡から道路一本向こうにある大友家の菩提寺万寿寺跡も全面発掘されて、その広大な跡地が保存されているということです。
(万寿寺跡)
私は、このことに大いに驚くとともに、戦国時代、国際都市として最も輝いていた豊後府内を彷彿とさせる遺跡を全面発掘して保存しようという大分の心意気に感動しました。
大分はすごい!

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