大友館発掘

3月より、体調を崩し、長期間休んでしまいました。
暖かくなって、体調が戻ってきましたので、細々ながら、また、始めたいと思います。
大分市を初めて訪れました。
大分市では現在、大友宗麟の館跡と庭園が全面発掘されており、私も発掘担当者の方から直接お話をうかがう機会に恵まれ、有意義な日々を過ごすことができました。
びっくりしたのは、方2町とされている大友館跡地はほぼ全域が買い取られ、かつて遺跡の上にあった建物は移転撤去され、発掘がなされていることです。
そこには、マンションも建てられていたそうで、大友館発掘に対する並々ならぬ意気込みが感じられました。
お話によると、発掘が終われば、庭園共々復元され、大分の観光の目玉になるそうです。
最盛期は、九州6ヶ国の守護をつとめた大友宗麟の館は、敷地が通常の戦国大名の倍はあり、壮麗で大大名にふさわしい規模と格式をもったものだったようです。
大友宗麟といえば、キリシタン大名であったくらいしか知識はありませんが、近年はヨーロッパにまで知られていたことが分かっており、興味深い人物でもあります。下の写真は私が撮った大友館の発掘現場です。

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