滝山城築城500年記念講演会より 4

千畳敷の虎口の構造
「古城図」では、以下のように千畳敷の虎口は単純な「平虎口」で防御性の高いものとはなっていない。

しかし、現状では虎口を入ると前面に土の壁が存在している。
この壁上には当時は塀が設けられていたと思われ、千畳敷の虎口、すなわち門を入ると左右に小門があったと考えられる。
(以下は中田正光氏作図による)

なぜ、千畳敷の虎口はこのような複雑な形状になっているのであろうか。
それは、滝山城の千畳敷という曲輪の性格が大きくかかわっている。

以下は千畳敷虎口の現状

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