歴史講座

本日、「三池純正の歴史講座」があり、「川中島合戦から見た戦国時代」と題して、2時間お話してきました。
11月11日にBSTBS「諸説あり」で取り上げる「川中島合戦の謎」を先取りした内容でしたが、皆様真剣に聞いていただきました。
私の著書『真説・川中島合戦』はもう14年前の本で、私の記憶も大分薄れておりましたが、先月、番組の収録で妻女山から鞍骨城を25年ぶりに歩いてから、また思索する機会を与えていただきました。
再び現場を歩いて感じたことは、自分の説にぶれはないということでしょうか。
『真説・川中島合戦』は10年の歳月をかけて、現場を歩き、史資料を徹底的に調べ書き上げたもので、川中島周辺の山城は武田方、上杉方を問わずほとんど登り、縄張りを確認するとともに、そこから見える川中島をこの目で見、大変貴重な体験をしました。
この書を書くことで、あらためて、現場を歩くことの大変さと重要さを知ることができ、それがそれからの執筆の基本姿勢になりました。
その意味では一生の思い出に残る書の一つといえます。
11日の放映は川中島合戦をどのように描いてくれるでしょうか?
楽しみに待ちたいと思います。

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